ここ数年、世界各国で、ミツバチが大量失踪、その数が激減していて、大変問題になっています。日本でも例外ではなく、昨年の秋頃から全国で蜂が不足しているそうです。蜂は刺されるといたいから、少しくらい減ってもかまわないなんて思ってはいけません。これは虫の数だけの話ではないのです。私たちが毎日食べている果物や野菜は、ミツバチの働きに頼って受粉することで実がなって収穫が出来たり、種ができたりします。蜂が減るということは、その作業がうまくいかないということです。そうすると、作物の収穫量が減ってしまうので、野菜や果物の値段が高くなるでしょう。またはミツバチの代わりに人の手で受粉させようとすると、人件費がよりかかるので、やはり値段が高くなってしまいます。