パキスタンの17歳の少女,マララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞しました。 女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続けていることによるものです。 日本では学校に通うのは当たり前で、識字率もほぼ100%ですが、世界では、7,500万 人もの子どもたちが学校に通えず、7億7,600万人の大人が読み書きができないと言われ ています。そして、その3分の2は女性です。 読み書きができないと、必要な情報を知ることができません。また、自分の意思や要求を文 字にして伝えることもできません。そのため、社会的に不利益を被り、また権利も大幅に制約されまてし まいます。これは、本人はもちろん、国や地域の発展にとっても良いことはありません。