こんにちは!
漬物・佃煮・手作り味噌・納豆の とべや です。
納豆は身体によい、というのはもはや常識。
では、なにがそんなに良いのか?
納豆は、健康や美容に効果を発揮する、すぐれたパワーの宝庫なのです。
■ 納豆菌
現在は、納豆を作るとき、納豆菌を培養した液体を、茹で上がった大豆に掛けますが、
昔は、わらについている、天然の納豆菌を利用して、
煮豆をわらに包んで作っていました。
わら1本には、約1000万個の納豆菌が付いているそうです。
納豆菌は適度な温度と湿度があれば、強力な繁殖力を発揮し、
1個から数十億個にも増えるといいます。
また、体内に取り入れた後も、すぐには死なないという特徴もあります。
 
■ 納豆菌のはたらき
納豆菌が大豆に付着すると、強力なたんぱく質分解酵素をだして、大豆を発酵させます。
大豆の栄養に加えて発酵による新たな成分が加わるので、納豆は身体に良いのです。
茹で大豆と比べて、良質のたんぱく質・脂質は同じように含まれ、
カルシウムは約1.3倍、鉄は約1.7倍にもなります。
食物繊維はやや減るものの、水溶性食物繊維の割合が増えるので、糖尿病や高脂血症予防の効果があります。
ビタミンB1、B2も豊富なので、口内炎や貧血を予防するほか、美肌効果も期待されます。
女性にはうれしい一品ですね!
■ ナットウキナーゼで血栓予防
大豆と乳酸菌が出会って作られる納豆のネバネバ。
その中に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血液をサラサラにして、血栓を溶かしてくれます。
その薬効は医療品をしのぐほどで、食品の中では最高といわれています。
血栓ができ心筋梗塞や脳梗塞などの発作が起こりやすいのは、午前3時~4時といわれています。
ナットウキナーゼの効果は約10時間なので、夕食に食べるのが効果的です。
■ ビタミンKで骨粗しょう症予防
ビタミンKには、血液中に取り込まれたカルシウムを骨にする働きがあり、
成長期の子供や年配の方には欠かせない栄養素です。
納豆にはビタミンKが100g中870μgも含まれていて、食品の中では最高の含有量です。
■ 納豆菌で整腸、抗菌
納豆1g中に10億個もあるといわれる納豆菌は納豆の繊維質と協力して消化を助け、
便秘を予防したり、腸内の腐敗を防ぎます。
また、納豆菌には、O-157やサルモネラ菌への抗菌効果があります。
第二次世界大戦中には、納豆の細菌への強い抵抗力が注目されて。
赤痢や腸チフスなどの伝染病に対する食べる薬として利用されました。
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